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月経不順の症状改善に用いられるレボノルゲストレル

2019年11月05日

月経は、30日前後の周期で閉経まで続く事や精神環境、食生活などに大きな影響を受ける事から、女性の体と心の健康バロメータとも呼ばれています。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンを分泌する卵巣や脳の視床下部、脳下垂体などが女性ホルモン分泌を管理しています。
25日~38日周期が正常範囲とされ、出血持続期間は4日~7日間で月経血の総量は50~150ccです。

月経不順の症状には、稀発月経や頻発月経、過長月経、過多月経などがあり、原因も様々ですが月経不順の原因の多くは、ホルモンバランスの乱れです。
ホルモンバランスを乱れを放置すると、肩こりや頭痛、肌あれ、のぼせなどの更年期症状の発現や閉経の時期が早まったり、骨粗しょう症や生活習慣病の発症リスクが高まる恐れがあります。
その為、早く安定した月経周期に戻す必要があります。

月経不順の検査は、エストラジオールやプロゲステロン、甲状腺ホルモンなどを測定する内分泌検査や基礎体温測定、エコー画像診断、第1度無月経と第2度無月経と判断するホルモン負荷テストなどが行われます。
黄体ホルモンが不足している第1度月経は、無排卵月経周期の治療と同様に視床下部の脳下垂体に働きかけ卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンの分泌を促進する排卵誘発剤クロミフェンが、第1選択薬として処方されます。
卵胞ホルモンと黄体ホルモンの両方が不足している第2度月経は、多のう胞症卵巣の治療と同様にレボノルゲストレルなどの低用量ピルでエストロゲンとプロゲステロンを周期的に投与するカウフマン療法による症状改善が一般的です。
レボノルゲストレルで、安定した月経周期に改善し、排卵誘発剤クロミフェンによる排卵誘発に治療を移行し、更に症状を改善させます。
高プロラクチン血症による月経不順には、レボノルゲストレルなどは投与せずパーロディルで乳汁分泌ホルモンのレベルを下げて対応します。

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